メンテナンスの種類
給水管は、10年から15年で配管内のコーティングを実施、20年を過ぎたものは基本的に配管を交換するのが効率的です。
<給排水管の劣化診断>
給排水設備は、劣化が進行すると漏水を始めとする各種の故障や事故が起こります。水が臭う、赤水が出る、水の流れが悪いなど、これらの兆候が現れたら、状況に応じて、目視のほか、内視鏡、超音波等の非破壊検査や、抜管調査、X線撮影等を行い、早期の対応を考慮する必要があります。抜管の診断は一般的に15年の目安で行うのが適当と考えられます。
<受水槽・高置水槽や貯湯タンクなどの改修>
古い型の受水槽や高置水槽は六面(上下・左右・前後)点検のできないものがあります。耐震上の処置がなされていないものもあります。(水槽の耐震補強、耐震架台の設置、配管の耐震処置等)
据付アンカーボルトなどは見落としやすいものですが、いざという時に備える為にも検査項目として必須といえます。
<配管類の補修・改修>
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◎埋設部の鋼管は外部腐食によって劣化が早く、建物内部の比較して予想以上に進行するケースがあります。早い期間で数年で穴が空くこともあります。 |
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◎外部に露出配管されている塩ビ系の雨水管や排水管は熱・光などによる劣化が起きます。外壁塗装等合わせて補修や塗装をおすすめします。外部鋼管も同様で、外部鉄部塗装と同時に行う事をご提案します。
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◎塩化ビニール管・樹脂管は耐食性に強く施工は容易ですが、「振動」や「衝撃」に弱いといった面もあります。建物内に多く配置されているので、注意を払う事が重要です。 |
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